2019/12/03 16:01:00
  • 愛・けんぽメール12月号(Vol.105)

愛鉄連健康保険組合から、「健康ニュース」のご案内です。
◇◆ヒートショックを防ごう!◆◇ 
ヒートショックとは、暖かい部屋から気温の低い寒い部屋へ移動した際、温度の急な変化が身体に与えるショック(脳卒中、心筋梗塞等)のことを言います。ヒートショックによる死亡者数はわかりませんが、入浴中の死亡者数は年間1万9千人いると言われています。入浴中の急死には、転倒による死亡も含まれますが、気温の下がる12月〜2月に入浴中の死亡者数が多いというのは、ヒートショックの影響が大きいということがわかります。これからどんどん寒くなるので、元気に過ごせるようヒートショックについて知りましょう。
◆ヒートショックのメカニズム◆
ヒートショックの多くは、浴室やトイレ等の寒暖の差を感じやすい場所で起こっています。浴室を例に説明します。脱衣所で服を脱ぎ、浴室に入ると寒さで血圧が上昇します。これは、身体が体温を一定に保つために、交感神経が働いて血管が縮むからです。特に高齢者は、この血圧が急激に上がった時に脳卒中や心筋梗塞を起こしやすいと言われています。寒い浴室から急に温かい湯船に浸かるのも危険です。湯船に浸かった瞬間に、縮んだ全身の毛細血管が急激に緩むことで、血圧が急激に下がるからです。通常であれば、こうした血管の収縮・弛緩に対し、心臓で調整し、血圧の変動を抑えます。しかし、心臓の弱ってきた高齢者や、若くても基礎疾患のある方(高血圧、糖尿病、肥満や睡眠時無呼吸症候群、不整脈のある人)はそれをうまく調節できず、ヒートショックを起こす危険性が高いと言われています。
◆ヒートショックが起こった場合の主な症状◆
○脈が速くなり動悸がする
○激しい頭痛や胸の痛み、意識障害 等
◆ご家族にヒートショックが起こった場合の対処法◆
○救急車を呼ぶ
○意識や呼吸の有無等を聞かれますので状態の観察をしましょう。
○意識や呼吸のない場合は救急車到着まで人工呼吸や心臓マッサージを行いましょう。
○いびきや嘔吐があった場合は、脳血管疾患の可能性が高くなります。極力頭を動かさないようにしましょう。
○嘔吐の場合は、吐物が喉に詰まり窒息の危険性もある為、ガーゼなどを手に巻いて掻き出すなど、喉に詰まらせないように対処しましょう。
◆予防策◆
‘浴前に浴室を温めましょう。浴室乾燥の使用や、シャワーで高い位置から浴槽に向かってお湯を出すと浴室全体が温まります。
脱衣所やトイレに暖房器具を設置しましょう。
お湯の温度は38〜40度のぬるめにしましょう。
て浴前に家族に一声掛けましょう。長い時間出てこない時は、見に来てもらいましょう。
テ浴前に麦茶や水などの水分を摂りましょう。
Δいなり湯船に入らず、かけ湯をしてから入りましょう。
入浴時間は10分以内にしましょう。
これから年末年始にかけて、飲酒の機会も多くなると思います。飲酒後の入浴は、高齢者や基礎疾患の有無に関わらず、血圧の変動が激しくなりヒートショックを起こす危険性が高まります。深酒した日は入浴を避ける、少量であれば、少し休んでから家族に声掛けし入浴する等注意しましょう。

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